作業が合わなかったら変えられるか|沖縄市の就労継続支援B型LARGO沖縄での作業変更の実際

沖縄市の就労継続支援B型事業所LARGO沖縄では、「見学のときはコーヒーの作業がよさそうと思ったけれど、実際にやってみたら想像と違った」というご相談をときどきお聞きします。選んだ作業が合わないと感じたとき、作業は変えられるのでしょうか。この記事では、沖縄県の就労継続支援B型で作業を変更するときの考え方と、LARGO沖縄での実際の進め方を、精神保健福祉士の視点でまとめます。

目次

沖縄市のB型事業所と「作業の選び直し」

沖縄県の就労継続支援B型事業所は、作業内容が一つに絞られているところが少なくありません。たとえばパンの製造だけ、清掃だけ、農作業だけ、といったかたちです。これはこれで、作業に集中できる良さがあります。

一方で、「やってみたら合わなかった」というときに、同じ事業所の中で別の作業に移れるかどうかは、沖縄市の中でも事業所ごとに差があります。

  • 作業が1種類しかない事業所では、他の事業所への移籍(契約の切り替え)を検討することになる
  • 作業が複数ある事業所では、同じ契約のまま作業を変えられる場合がある

どちらが良い・悪いという話ではありません。ただ、「最初に決めた作業がすべてになるとは限らない」ということは、見学段階で確認しておきたい大切なポイントです。

「合わなかった」の中身はさまざま

合わないと感じる理由はひとつではありません。

  • 立ち仕事がつらい、座り仕事がつらい(体力・体調の問題)
  • 人と関わる場面が多すぎる、少なすぎる(対人の負担)
  • 作業の手順が自分の特性と合わない(集中の仕方・感覚過敏)
  • 興味が別の作業に移った
  • 想像していた作業と実際が違った

「合わない」はわがままではなく、支援を組み立て直すための大切な情報です。沖縄で福祉の仕事をしていると、「言い出せずに通所が途切れてしまう」というケースを目にすることがあります。合わないと感じたら、まず支援員に話してほしいと感じています。

LARGO沖縄で作業を変えるという選択

LARGO沖縄(沖縄県沖縄市比屋根3-12-21)では、以下の3つの作業を用意しています。

  • コーヒーの製造から販売まで(BISTARGO COFFEEの業務。焙煎は外部に委託しています)
  • 古着の撮影・出品・販売
  • パソコン作業(データ入力・簡単な事務作業など)

利用を始めるときは、見学や最長2週間の実習の中で、ご本人が希望する作業からスタートします。そして、通い始めてから「別の作業もやってみたい」「今の作業がしんどい」と感じたときは、支援員と相談のうえで作業の変更ができます。

どのタイミングで相談していいのか

決まった「変更できる日」のようなものはありません。日々のやり取りや面談のなかで、気になることが出てきたタイミングで相談していただいて大丈夫です。

LARGO沖縄では、おおよそ以下のような流れで作業の変更を検討します。

  1. 日々のやり取り、あるいは定期的な面談で「合わない」「別のことをしてみたい」と話してもらう
  2. 何がしんどいのか、何に興味があるのかを一緒に整理する
  3. 試しに別の作業を少しだけ体験してみる期間を設ける
  4. 続けられそうであれば、個別支援計画の見直しのタイミングで正式に変更する

いきなり全部を切り替えるのではなく、「午前はコーヒー、午後は古着の撮影を少しだけ」のような段階的な移行もできます。

3つの作業の特徴(LARGO沖縄の場合)

作業 向いていると感じる方
コーヒーの製造・販売 手順を覚えて丁寧にこなすことが得意な方、少しずつ接客にも慣れていきたい方
古着の撮影・出品 細かい作業や写真が好きな方、自分のペースで黙々と進めたい方
パソコン作業 タイピングや事務作業の経験を積みたい方、座って集中したい方

あくまで目安です。実際には「向き・不向き」よりも「やってみて続くかどうか」のほうが大切だと感じています。見学や実習のあいだに、3つの作業を少しずつ体験してみることをおすすめしています。

作業を変える前に考えておきたいこと

作業を変えること自体は良いことですが、変える前に少し立ち止まって考えてほしいこともあります。

「合わない」の中身を言葉にしてみる

「なんとなく合わない」のまま変えると、次の作業でも同じことが起きやすくなります。支援員と話しながら、具体的に何がしんどいのかを言葉にしてみるとよいです。

  • 作業そのものが合わないのか
  • 一緒に働く人との関係が気になるのか
  • その日の体調が影響しているのか
  • 通所のペース(週の日数)が合っていないのか

原因が「作業内容」ではなく「通所ペース」だった、ということも実際にあります。その場合は作業を変えるよりも、通い方(週の日数や時間)を調整するほうが効果的なこともあります。

個別支援計画と合わせて考える

B型事業所は、ひとりひとりに「個別支援計画」をつくり、定期的に見直します。作業を変えるときは、この計画の中で「次の半年で目指すこと」と一緒に整理するのが基本です。

LARGO沖縄では、作業の変更を単発の判断で終わらせず、「どうしてその作業にしたいのか」「どうなったら続けられていると言えるか」まで一緒に考えます。

よくあるご質問

Q. 利用を始めてすぐでも作業を変えられますか

はい、ご相談いただけます。実習中や契約直後に「思っていたのと違った」と感じる方は少なくありません。遠慮せずに支援員にお伝えください。

Q. 3つの作業を全部やってみてもいいですか

やっていただけます。見学・実習のあいだに3つに触れていただくこともできますし、利用開始後に少しずつ試していただくこともできます。

Q. 作業を変えると工賃は変わりますか

LARGO沖縄の工賃については、見学時に詳しくご説明します。作業ごとの考え方や、合計でどのように計算されるかは、個別の相談の中でお伝えします。

Q. 他の事業所に移籍するのと、同じ事業所で作業を変えるのはどちらがよいですか

一概には言えません。事業所の雰囲気・支援員との関係が合っているなら、作業だけ変えるほうが負担が少ないことが多いです。一方で、事業所そのものと合わない感覚があれば、見学の段階で沖縄市内のほかの事業所も検討してください。沖縄市のB型事業所は複数あり、どこを選ぶかはご本人の権利です。

Q. 市区町村への手続きは必要ですか

同じ事業所内で作業を変えるだけであれば、受給者証の変更手続きは原則不要です(市区町村の決定による部分があります)。他の事業所に移籍する場合は、沖縄市役所 健康福祉部 障がい福祉課(〒904-8501 沖縄市仲宗根町26番1号/098-939-1212)にご相談ください。

まとめ|沖縄で、自分に合う働き方をあきらめない

  • 沖縄市の就労継続支援B型事業所は、作業内容や変更のしやすさに差がある
  • 「合わない」と感じるのは支援を組み立て直す大切な情報で、わがままではない
  • LARGO沖縄では、コーヒー・古着・パソコンの3つの作業の中から選び、通い始めてからも支援員と相談して作業を変更できる
  • 作業を変える前に、しんどさの中身を言葉にしてみることが、次の作業につながる

「もう一度やってみたい」「でも今の作業はしんどい」――その両方があってよいと思います。沖縄市のB型事業所をお探しの方、見学だけでも検討している方は、お気軽にご連絡ください。

特定非営利活動法人 琉仁福祉会 LARGO沖縄

〒904-2173 沖縄県沖縄市比屋根3-12-21

TEL:050-8889-3410/FAX:050-3101-4435

対象:精神障害・知的障害・発達障害・難病のある方

利用の流れ:お問い合わせ → 施設見学・面接 → 実習(最長2週間)→ 市区町村へ受給者証を申請 → 契約・利用開始

※2025年10月から、就労継続支援B型の新規利用は原則として就労選択支援(原則1か月・最長2か月)を経る流れとなっています。50歳以上の方などは例外に当たる場合があります。詳しくはお問い合わせください。

見学のご相談を受け付けています

「まだ利用するか決めていない」という段階でも構いません。ご質問だけのお問い合わせも歓迎します。ご家族からのご相談も受け付けています。

お問い合わせ先

就労継続支援B型事業所LARGO沖縄
〒904-2173 沖縄県沖縄市比屋根3-12-21
電話:050-8889-3410(タップで発信できます)
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お問い合わせ方法

グループホームをお探しの方は 障がい者グループホーム事業、制度や手続きのご相談は BISTARGO相談支援センター でも承ります。

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