家族と離れて暮らす選択|沖縄市のグループホームで自分らしい生活へ

「ずっと一緒にいなければ、この子に何かあったとき困る」——琉仁福祉会の相談窓口に寄せられる声の中で、このような言葉は珍しくありません。沖縄ではとくに家族の絆が深く、「自分の子どもを施設に預ける」という選択にためらいを感じる親御さんは多くいます。

しかし、グループホームは「施設に入れる」という発想とは少し違います。本人が自分のペースで生活しながら必要なサポートを受ける、自立した暮らしの拠点です。この記事では、沖縄市でグループホームを選ぶときの考え方と、就労継続支援B型事業所(LARGO沖縄)と連携した生活の整え方を、琉仁福祉会の支援者の立場からお伝えします。

目次

沖縄の家族観と「離れて暮らす」ことへの葛藤

沖縄では「ゆいまーる(助け合い)」の文化が根付いており、親族が近くに集まって生活する形が今も多く残っています。障がいのある家族がいる場合も、「家族が支えるのは当然」という意識が強く、グループホームの話が出ると「まだ早い」「かわいそう」と感じる方もいます。

一方で、現実として親御さん自身の高齢化や体調変化は避けられません。「自分が元気なうちに環境を整えておきたい」と思い立つ方が増えているのも事実です。

本人の側から見ると、グループホームでの生活は精神的な自立と安定に結びつくことがあります。家族の目を気にせず自分のリズムで動ける空間は、「家にいるときよりもかえって穏やかになった」という変化につながることがあります。

「離れて暮らす」ことは、愛情の欠如ではありません。本人の自立を支えるためのひとつの選択として、考えてみる価値があります。

グループホームとはどんな場所か

グループホーム(共同生活援助)は、障がいのある方が少人数で生活する居住型の障害福祉サービスです。一人部屋が基本で、世話人が日常生活のサポート(食事・入浴・排泄など)を行います。外出や帰省の制限はなく、家族との交流は自由に続けられます。

費用は大きく分けて、障害福祉サービスの利用者負担(多くの方は月額上限0〜9,300円、所得に応じて異なる)と、実費(家賃・食費など)の2種類です。詳細な金額は市区町村の決定による部分がありますので、見学の際に個別にご確認ください。

利用には受給者証と、グループホーム向けのサービス等利用計画が必要です。計画は相談支援専門員が本人・家族と一緒に作成します。

BISTARGO HOME 知花Ⅰ|沖縄市知花の暮らし

琉仁福祉会が運営する BISTARGO HOME 知花Ⅰ(沖縄県沖縄市知花6-37-9)は、知的障がいのある方(支援区分1〜4)を対象としたグループホームです。

沖縄市知花は国道330号線からもほど近く、沖縄市役所や医療機関へのアクセスがしやすいエリアです。日常の生活拠点として、静かに落ち着いた環境を確保できます。

琉仁福祉会は同じ沖縄市内で、就労継続支援B型(LARGO沖縄・比屋根)と相談支援(BISTARGO相談支援センター)も運営しています。グループホームとこれらの事業所が同じ法人であることで、支援員が日常生活と日中活動の情報を共有しやすく、体調の変化や生活上の悩みをつないでもらいやすい体制です。

「朝、グループホームで支度をしてLARGO沖縄に通う」という生活リズムを整えている方にとって、両方が同法人であることは心強い環境になっています。

LARGO沖縄での日中活動と作業の選び方

LARGO沖縄(就労継続支援B型事業所)では、本人の希望に合わせて3種類の作業から選ぶことができます。

  • コーヒーの製造から販売(BISTARGO COFFEE):計量・袋詰め・ラベル貼り・販売補助など。コーヒーに関わる工程全体を体験できます
  • 古着の撮影・出品・販売:商品を撮影し、ECサイトへの出品・管理を行う作業です
  • パソコン作業:データ入力・文書作成など、事務的なスキルを積みたい方に向いています

「接客が怖い」「パソコンは触ったことがないけど興味がある」「体を動かす作業より座って集中したい」——そういった希望に応じて作業を選べることは、LARGO沖縄の特徴のひとつです。作業が合わないと感じた場合も、支援員に相談しながら変更を検討できます。

工賃については、見学の際にご説明しています。

グループホームとB型を並行して使うときの手続き

グループホームとB型を合わせて利用する場合も、手続きはそれぞれ行います。流れの目安は以下の通りです。

  1. お問い合わせ・相談(TEL 050-8889-3410)
  2. 施設見学・面接(BISTARGO HOME 知花Ⅰ、LARGO沖縄をそれぞれ見学)
  3. 実習(LARGO沖縄は最長2週間)
  4. 受給者証の申請(沖縄市役所 健康福祉部 障がい福祉課 / 098-939-1212)
  5. 契約・利用開始

なお、2025年10月以降、B型の新規利用は原則として就労選択支援(概ね1か月、最長2か月)を経る流れになっています。50歳以上の方などは例外に当たる場合がありますので、詳しくは窓口にご確認ください。

グループホームの利用申請には、サービス等利用計画が必要です。BISTARGO相談支援センターにご相談いただければ、計画の作成もサポートします。

よくあるご質問

Q. グループホームに入ったら、家族はいつでも会えますか?

はい。外出・帰省の制限はありません。家族との関わり方は、ご本人の体調や希望に合わせて柔軟に続けられます。

Q. 支援区分がなくても申請できますか?

区分を持っていない方でも申請手続きから始められます。区分の認定調査は市区町村が行いますので、まずはお問い合わせいただくとスムーズです。

Q. 働いたことがない、または続かなかった経験がある場合でも大丈夫ですか?

LARGO沖縄では週1日・短時間からの通所も可能です。実習を通じてゆっくり慣れていただくことができます。

Q. グループホームだけ相談することもできますか?

B型の利用とセットでなくても、グループホームに関するご相談を受け付けています。BISTARGO相談支援センターにお気軽にご連絡ください。

まとめ|「一緒にいること」だけが支えではない

家族と離れて暮らすことへの不安は、とても自然な感情です。しかし、グループホームでの生活が本人の安定を支え、家族との関係をかえって穏やかにしてくれることがあります。

琉仁福祉会では、沖縄市知花のBISTARGO HOME 知花Ⅰと、就労継続支援B型のLARGO沖縄が連携しながら、一人ひとりの生活を支えています。「うちの子に合うだろうか」「まず見学だけしてみたい」という段階でも、ぜひお声がけください。

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琉仁福祉会 LARGO沖縄(就労継続支援B型事業所)

〒904-2173 沖縄県沖縄市比屋根3-12-21

TEL:050-8889-3410 / FAX:050-3101-4435

(BISTARGO HOME 知花Ⅰ・BISTARGO相談支援センターへのご相談もこちらから承ります)

見学のご相談を受け付けています

「まだ利用するか決めていない」という段階でも構いません。ご質問だけのお問い合わせも歓迎します。ご家族からのご相談も受け付けています。

お問い合わせ先

就労継続支援B型事業所LARGO沖縄
〒904-2173 沖縄県沖縄市比屋根3-12-21
電話:050-8889-3410(タップで発信できます)
LARGO沖縄のページを見る

お問い合わせ方法

グループホームをお探しの方は 障がい者グループホーム事業、制度や手続きのご相談は BISTARGO相談支援センター でも承ります。

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